私は関西人なのですが、「うどん」や「おそば」には必ず七味唐辛子をいれます。
お洒落に言うと「スパイス」ですね。なんていうのでしょうか。当然のようにいれます。躊躇せずに。
ついでに「かつ丼」や「牛丼」にもかけてしまいます。
そんな七味唐辛子なのですが、乾燥した細かな粒らしきものが入っていますね。何が入っているのか調べてみました。
この記事の目次
七味唐辛子の内訳は
実は、決まっていないそうです。「七味唐辛子」の名前にはいっている通り「唐辛子」は主人公ですね。これは無くてはならないものです。
しかし、脇役が生産者によって変わるようです。
もっとも一般的なものは唐辛子を主としてケシの実、山椒、ゴマ、陳皮、麻の実、紫蘇、青海苔、生姜、菜種等の組み合せで構成されます。
唐辛子
韓国では普通に食べられているそうですね。キムチにたっぷり入っています。
とうがらしの辛み成分は、カプサインが多く含まれており、食べると血行が良くなり身体がホッカホッカして脂肪の燃焼やエネルギー代謝をよくする効果があります。
また、唐辛子を風呂にいれて「とうがらし風呂」にして、ゆっくりつかれば冷え症や肩こり、しもやけなどに効きます。
食べるだけではないのですね。
ケシの実
「ケシの実」といえば刑事もののドラマで「アヘン」や「ケシの実」の言葉が出てきます。でも危険な物ではありません。
ケシの実(種)は種を持っている分には問題が無く、発芽すると問題(法に触れる)が出てきます。しかし七味唐辛子にはっている「ケシの実(種)」は熱処理してあるので発芽しません。
ケシの実にはカルシウムが豊富に含まれているそうです。
麻の実(あさのみ)
麻の実には、良質の必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれており、高血圧や動脈硬化症など改善してくれます。
山椒(さんしょ)
鰻でお世話になりますね。山椒は身体を温める効果があるので「冷え性」の方には良さそうです。また、食欲不振/消化不良、腹痛、下痢などにも良いとされています。
まぁ、鰻を食べる時点で食欲不振ではないと思いますが。
ゴマ
ゴマは知らず知らず食べていますね。ゴマには様々な栄養素を含んでおり、その栄養価は植物の中で最高レベルと言われます。
特にゴマに含まれているビタミンEなどの作用で末梢の血行が良くなり、動脈硬化、高血圧、貧血や髪の毛(抜け毛、白髪)に良いとされています。
陳皮(ちんぴ)
これはミカンの皮で漢方薬の原料になります。毛細血管を強くして血流を改善する効果があると言われています。
家庭でも簡単に作れます。みかんの皮をお湯でよく洗い、水気を取りザルに並べ陰干します。カラカラになったら完成です。
風邪気味の方は「カラカラになったみかんの皮」にお湯を入れて「みかん茶」にして飲むと良いみたいです。
紫蘇(しそ)
これも普段お世話なってます。お豆腐に刻んでのせたり、天麩羅で揚げたり美味しいですね。
お刺身にものっている紫蘇は抗菌・殺菌効果あるのはご存知ですね。
カロテン、ビタミンB、カルシウム、食物繊維、カリウムなどの栄養素を非常に多く含んでいます。
青海苔
焼きそばやお好み焼きにパラパラとふりかけますね。あの青緑のコントラストが美味しさをかもし出すのでしょうか。あんまり味わって食べたことがないです。
生姜(しょうが)
これもお豆腐に載せたり、生姜焼きなどに使われますね。
効能は冷え性改善や免疫力の向上、便秘解消、消臭予防などに効果があります。
菜種(なたね)
菜の花の種ですね。菜の花のおひたしは美味しいですね。普段種を食べることはありまん。菜種油は知ってますが。
まとめ
七味唐辛子の内容を確認すると想像以上に健康に良いものが入ってます。
これだけ食べていれば健康になりそうな・・・予感。(^^;;
見かたを変えれば「漢方薬」に近いかもしれませんね。食べづらいですが。
乾燥しているので日持ちもします。
そういえば、「一味唐辛子」というものありますね。こちらは「七味唐辛子」のメインであります「唐辛子」のみ入っています。一味唐辛子の「大辛」というのもあるそうです。辛らそうですが興味津々ですね。
乾燥機とは
乾燥機は特に骨材のふるい分け試験で、骨材を定重量になるまで乾燥に用いる機器です。
また其の他のあらゆる試験にも用いられます。一般に定温乾燥機とは、内部温度を自然対流式で上昇させる対流式乾燥機や、一方強制的な温風を発生させて乾燥を促す強制循環式乾燥機などがあります。
乾燥機として
などがあります。