金属探知機は金属の反応の有る無しをはかる計測器です。
「金属探知器」いろんなイメージがあると思いますが、どんな用途で使われているのでしょうか。
この記事の目次
地中に埋設されている地雷の探知。
金属探知機を利用して土の中の金属を調査します。
危ない現場ですから地雷の周辺には銃弾や破片、鉄くずなど様々な金属が散乱しており、各々の対して金属反応があります。
よって、すべてを地雷とみなして確実に作業を行わなければなりません。発見されればその場で爆破処理が行われます。
産業廃棄物・古材に金属・クギ等が入っていないかの探知。
産業廃棄物中の処理できない異物を除去(金属)にために利用する。
空港や港湾などで、所持品(ナイフや銃器)の探知。
セキュリティ対策として危険物や凶器(金属)の持ち込みを防ぎます。
食品加工場で異物(金属片・針)の探知。
食品に関するクレームで、異物混入に関する苦情が多く金属異物混入のチェックを行います。
魚が釣り針を飲んでないか探知。
出荷前の魚に釣り針が混入していないか確認します。
ダンボール梱包の製品内に、金属類が紛れてないか探知。
紙製品(トイレットペーパー、ティッシュ)や食品など、出荷時に段ボールの梱包ごと金属が混入しててないかチェックを行います。
ぬいぐるみ、衣類に針が混入してないかの探知。
出荷時の最終チェックとして針などが混入していないか確認します。
砂浜、田んぼ、草むら等で紛失した指輪・鍵の探知
このお問合せが以外に多いです。落とした場所はおおよそわかっているのだけど泥、水、草などが障害で探せない場合に利用されます。
まとめ
最近、食品中に異物見つかるという事件も増えています。
どこで異物が混入したかが不明なため、メーカ―などは出荷前にきっちりチェックをしていると聞きます。
見えないいろんな場所で金属探知器は利用されています。
また、金属探知器といえば「財宝をみつけて一攫千金」というイメージもありますが、財宝を探す場所が広範囲だったり、埋まっている深さ、材質などにより残念ながら難しいと思います。
(ダイアモンドは金属でないので見つかりません。)
【YouTubeより】
金属探知器とは
金属探知器は金属の有無を探知する探知器です。
簡易に測れる探知器から釘/ビス/ナット、埋没や深い場所の金属を探知する探知器まであります。
封入物の中の金属物、食品/粉体に混ざった釘、ビス、ナットや埋設配管、水道管、ガス管、マンホール、消火栓の探知などに利用します。
金属探知器として
などがあります