気象庁では2014年に打ち上げられた次期気象衛星「ひまわり8号」のサンプル画像が公開されました。
このひまわり8号は「静止気象衛星としては世界初となるカラー画像の撮影」ができる気象衛星なんです。
いろいろ活躍してくれそうな気象衛星なんですね。
気象衛星ひわまり8号について調べてみました。
この記事の目次
気象衛星とは
海洋や砂漠・山岳地帯を含む広い地域の雲、水蒸気、海氷等の分布を一様に観測します。
特に洋上の台風監視においてはとても力を発揮します。
ひまわり8号の目的
日本及び東アジア・西太平洋域内諸国の天気予報や、台風/集中豪雨、気候変動などの監視/予測、船舶や航空機の運航の安全確保を目的にしています。
ひまわり8号には「次世代の気象観測センサー」を搭載し、解像度の向上や観測チャンネルの増加などによって、地球環境をより詳細に監視することができます。
ひまわり8号の大きな特徴
観測間隔が30分毎から2分半毎に、映像もカラーで鮮明になり、台風や集中豪雨をもたらす雲等の移動/発達などがより詳しくリアルタイムにわかるようになったそうです。
新旧ひまわりの空間分解能比較(動画)
以下の各々の説明はこの動画に集約されています。
ひまわりから見た地球
左:ひまわり7号の可視画像(解像度1km)
右:ひまわり8号の可視画像(解像度500m)
カラーで鮮明に映し出されています。観測間隔も短縮された為、映像を見ているようですね。
ひまわりから見た日本
左:ひまわり7号の赤外画像(30分ごと)
右:ひまわり8号の赤外画像(2.5分ごと)
この画像もいままで天気予報では「カクカク」と表示されていましたが今後リアルぽく表示されるのですね。
ひまわりから見たカムチャツカ半島の火山噴火
左:ひまわり7号の可視画像(30分ごと)
右:ひまわり8号の可視画像(2.5分ごと)
火山の噴煙がリアルに表示されます
ひまわりから見た台風
ひまわり8号の可視画像(2.5分ごと)
画像は台風第4号の観測例で、台風の周囲で積乱雲が発達している様子や、台風の目の中で雲が渦を巻いている様子も確認することができます。
まとめ
今年の「春」もどっかにいっちゃつて「梅雨」が来そうな勢いです。
昨今、異常気象といわれています。
日本の技術はすごいですね。
ひまわり8号の最新情報の分析で幸せに生活が送れれば良いですね。
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気象観測
気象観測とは風、雨、温度、湿度、気圧、熱など気象に関する状態を測る測定器です。
気象観測として
などがあります。