日米両政府が27日に合意する日米防衛協力の指針(ガイドライン)改定の骨格が判明した。その中に、米国に向かう弾道ミサイルの迎撃と書かれるそうです。
米国を標的とした弾道ミサイルを自衛隊が迎撃する弾道ミサイル防衛を新たに明記。現在のミサイル防衛技術でも北朝鮮がミサイルを発射した直後の迎撃などは可能で、政府関係者は「米国に向かうミサイルも可能な限り撃ち落とすことになる」としている。
基本的には日本は「平和を尊重する国」ですからミサイルを撃つなんて話を聞いたことがありません。
しかし「可能な限り撃ち落とす」ということは「すごいミサイル」があるのでしようね。
日本にはどんなミサイルが調べてみました。
この記事の目次
日本のミサイルの種類
日本のミサイルの種類として、「空対空ミサイル」、「対艦ミサイル」、「対戦車ミサイル」、「地対空ミサイル」があげられます。
空対空ミサイル
空中から発射され空中の目標を攻撃するためのミサイルです。
対艦ミサイル
陸上、艦艇、潜水艦、航空機などに装備され、敵の艦船を破壊するミサイルです。
対戦車ミサイル
戦車を攻撃するために用いられるミサイルです。
地対空ミサイル
地上から空中目標に発射されるミサイル。(今回、弾道ミサイルなどを撃ち落とすのは「地対空ミサイル」ですね。)
地対空ミサイルの種類
地対空ミサイルは目的までの距離で、高距離、中距離、短距離、近距離用に分かれています。
高・中高度防空(HIMAD)用
遠距離で敵機を探知・捕捉する必要があるので、かなり大規模な設備からミサイルを発射します。
最大射高10,000m以上の防空システムである。
対地ミサイルもしくは弾道ミサイルを迎撃する能力を持つものもある。
主なミサイルとして03式中距離地対空誘導弾があげられます。
03式中距離地対空誘導弾は73式大型トラックを使用し、幹線無線伝送装置、幹線無線中継装置及び射撃管制装置の搭載車体には高機動車を使用、捜索兼射撃用レーダー装置車、発射装置車、運搬・装填装置車及びレーダー信号処理兼電源車の車体には重装輪回収車と共通の重装輪車が使用されており、高い機動展開性によって有事に即対応できる。
短距離防空(SHORAD)用
師団あるいは旅団の野戦防空に用いられるほか、海空軍でも、地上の重要施設の防衛に用いる。
最大射程が10キロメートル程度の防空システムである。
管制装置と発射装置を同じ車両に搭載することで、展開と撤収を迅速に行なえるように配慮している。これは、頻繁に移動する野戦部隊に随伴して、防空援護を提供するためのものである。
主なミサイルとして81式短距離地対空誘導弾があげられます。
81式短距離地対空誘導弾は73式大型トラックの後部に、射撃管制装置を搭載した車両一台と、発射装置を搭載した車両二台で構成される。発射後に空中におけるロックオン機能や、赤外線パッシブ・ホーミング方式を採用して、二つの目標に対する同時追跡と連続攻撃能力を有している。
近距離防空(VSHORAD)用
射程が短いかわりに、即応性や機動性に優れたものとされている。
最大射程が5キロメートル程度の防空システムである。
肩撃ち式の携帯式防空ミサイルシステムや、車載式・固定式で、より高度な射撃管制装置システムを利用した効率的な射撃が可能なミサイルもあります。
主なミサイルとして93式近距離地対空誘導弾あげられる。
93式近距離地対空誘導弾はトヨタ自動車が開発した高機動車の車体をベースに、車体後部の荷台に91式携帯地対空誘導弾の8連装発射装置を搭載している。
まとめ
自衛隊もすごい設備を持っているのですね。
日本は自衛隊の方がいるので安心してすごせます。
しかし、ミサイルが発射しないことが一番です。
その為には内閣総理大臣の方に頑張ってもらうしかありません。