太陽エネルギーで世界一周にチャレンジしている「ソーラー・インパルス2」が太平洋上が悪天候の為、名古屋の小牧空港に着陸しました。
すごいプロジェクトが動いていたのですね。
ソーラー・インパルス2について調べて見ました。
この記事の目次
名古屋の小牧空港に立ち寄った原因
国土交通省などによると、同日午後4時ごろ、日本海上空を飛んでいた同機から地上の管制に対し、「太平洋上の天候が悪く、名古屋に着陸したい」と連絡があった。
プロジェクト
スイス連邦工科大学ローザンヌ校で進行中の有人ソーラープレーンプロジェクト。
スイスは原発にとって代わる新エネルギーの推進を含む基本方針「エネルギー戦略2050」を初めており、脱原発で太陽光発電が見直されている様子です。
ソーラー・インパルス2もその一環なのでしょう。自然エネルギーで空を飛べる時代がきたのですね。
今回の世界一周はスケジュール的には3月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを飛び立ち、各地に立ち寄りながら7月にアブダビに戻る予定で、実際の飛行日数は25日間を予定しています。
ソーラー・インパルス2の詳細
名前 | ソーラーインパルス2/SOLAR IMPULSE2 (Code Name:Si2) |
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太陽電池 | 17,248個(出力は66kW) |
推進力 | プロペラ |
離陸速度 | 35km/h |
最高速度 | 140 km/h |
巡航速度 | 90 km/h |
巡航高度 | 最高で8,500m |
上昇限度 | 12,000m |
翼幅 | 72.0m |
重量 | 2,300kg |
電池 | リチウムイオンバッテリー |
定員 | 1名 |
世界一周のスケジュール
アブダビ空港(アラブ首長国連邦)を飛び立ち、航行は東回りで、アラビア海、インド、ミャンマー、中国、日本、太平洋、米国、大西洋、南欧、北アフリカを通り、今年8月に出発地アブダビに戻ってくる予定。
操縦環境
コクピットが狭いためパイロット席のみで基本的に飛行している間は寝ないそうです。
しかし、自動操縦の機能設けられており自動操縦時は休めるようになっている。
パイロット席はリクライングになっており、席の前にはトイレも設備されている。
今回、中国の南京を出発してハワイまでの6昼夜ノンストップ飛行予定いたそうです。ということは6日間寝られないということですね。
食事
宇宙飛行士が食べるような食事で、ポテトグラタンや人参スープが簡単に暖められて食べられるようになっている。
まとめ
すごいプロジェクトですね。
パイロットが2名だともっと楽しいプロジェクトなるのですが、今のソーラーパワーだと1名なんですね。
こういう技術は特に日本がスバ抜けているのではないでしょうか。
すごい太陽電池を開発してもらいたいですね。