私の普段の夜間運転はなるべく明るい所を通るようにしているため、ハイビームに切り替える事は皆無です。
ハイビームにすると、いちいち対向車がくるたびに変えないといけません。
対向車にげん惑を起こさせたり、まぶしくて迷惑になりドライバーに悪いですからね。
でも「ハイビーム」を利用することにより事故が減り、命が救えるのなら話しはかわってきますよね。
免許をだいぶん昔に取ったため、基本的な事を忘れているような・・・再度勉強します。
朝日新聞より
ヘッドライトの基本はハイビーム。意外と知られていないこの原則。守っていれば、今年の3月までに大阪府で起きた夜間の交通事故の死者29人のうち、5人の命を救えたかもしれない。
「突然、左前方に人影が見えた。ブレーキを踏んだが間に合わなかった」
2月21日午後8時半ごろ、大阪府茨木市の市道で歩行者の男性(当時81)がワゴン車にはねられて死亡した。運転していた男性会社員(44)は直後の府警の調べにこう話したという。
現場は片側1車線の直線道路。右側には工場跡の更地が広がる。左側は解体中の倉庫。夜は薄暗く、行き交う車もまばらだ。当時も付近を走る車はなかったが、ヘッドライトはロービーム(下向き)だった。
道路交通法によると、夜間は前照灯をつけなければならない。「走行用前照灯」と呼ばれるハイビーム(上向き)のことで、国土交通省令の基準で前方100メートルの人や物を確認できる性能が求められている。
道路交通法では
夜間走行中にハイビームを使用するのは基本で、対向車とのすれ違いなどではロービームを用いるとの旨が規定だそうです。
また、高速道路などは中央分離帯があるためハイビームで問題ないそうです。
基本はハイビームで、対向車に迷惑がかかるときだけロービームなんですね。
JAFでも、他車を幻惑する恐れがない場合は、積極的にハイビームを使うよう呼びかけています」
ハイビームとロービームの照射距離の差
ロービームの照射距離は40メートル。
ハイビームの照射距離は100メートル。
60メートルの差ば大きいですね。
オートマチックハイビーム
こちらの動画をご覧ください。
最新の車には、道路の状況に応じて自動的にハイビーム、ロービームを切り替えるシステムがついているそうです。
最近では物にぶつかる前にブレーキがかかる安全性を訴えるコマーシャルが多いですが、ライトを切り替えるシステムもあるのですね。
車に対向車を判別するセンサーがついており、対向車が無い時はハイビームで、先行車や対向車が来た時はロービームに自動的に切り替わるそうです。すばらしい。
まとめ
私もマナーを勘違いしていました。
ハイビームは余程の時だけ・・・と勝手に思っていました。
夜間は十分注意して車を運転していますが、視界が悪くなる前にハイビームで視界を確保ですね。
対向車が来た時のマナーも忘れずに。
ハイビームにするだけで命が守れるのですから。