本日も全国的に気温が高く、西日本などでは場所によっては35度以上の猛暑日になっていて、熱中症に十分な注意が必要です。先日、お年寄りが朝、熱中症で死亡とニュースがありました。
昼間に比べれば夜間は温度が低いとおもっていたのですが、「夜間熱中症」という言葉があるそうです。
夜間熱中症とはどのようなものでしょうか。
夜間熱中症とは
熱中症は炎天下に屋外にいるときになりやすいと思っていました。しかし、熱中症の約3割が室内で起きているそうです。
そのなかでも「夕方」から「明け方」にかけて発症する「夜間熱中症」が危険なのです。
最新のマンションや住宅は夜になっても温度が下がりにくく、窓を明けても涼しくありません。熱のこもった密室にいるのですね。
よって、寝る前の水分の補給を十分しにして、氷枕や扇風機、エアコンを上手につかって夜間熱中症のリスクを軽減していただきたいですね。
熱中症の症状
汗を大量にかく、ふらつく、立ちくらみ、めまい、疲労感、頭痛、吐き気など
暑くて、身体を横にして休憩したら注意です。
普通の行動も猛暑では変わってきます。
- ・墓の掃除に来ていた86歳の女性が倒れているのが見つかった。
- ・82歳の女性が畑で倒れているのが見つかった。
- ・70代の女性が自宅で意識がもうろうとした状態で見っかった。
- ・イベントで炎天下の行列に並んでいる最中に。
- ・夜中にエアコンのタイマーが切れて。
- ・甲子園球場で開催中選手が熱中症で選手交代。
熱中症の対応
涼しい所で水分や塩分を補給して休みます。それでも調子の悪い場合は病院にいきましょう。
昔は「熱中症」なんて言葉がありませんでした。
原因はヒートアイランド現象ではないでしょうか。
- 川や田んぼ、緑が少なくなりました。
心部では、田んぼや畑が少なくなり、川も地下に埋められたりして自然の水面がなくなってきてます。気温が上がると水が蒸発して空気の熱を奪うのですね。よく、「打ち水」すると涼しくなるのと同じ現象ですね。 - 地面がコンクリートやアスファルトに覆われている所が多い
コンクリートやアスファルトにほぼ覆われており、これらは熱を貯めこむ性質があり、夜になってもなかなか冷めないのです。 - エアコンの室外機の熱
ビルやマンション、一軒家などほぼエアコンがついています。そして朝から夜まで稼働しています。ということは、エアコンの室外機からも一日中「熱」が排出されていることになります。
まとめ
私も先日、実家のベランダで11時ごろ作業をしておりましたが、ベランダには雨よけの屋根がついていて熱がこもり、住宅が密集しているためあちこちのエアコンの室外機の熱が排出され、ものの30分ぐらいでダウンしました。すぐエアコンの効いた部屋で横になってました。
簡単に「熱中症」になります。
特に子供や老人は体力が少ないので1日中注意してあげないといけないですね。