私たちは普通に水が飲みたい時には台所の蛇口をひねります。
だからどこでも(全世界)飲めるものだと思っていたら、水道水が飲める国って少ないのですね。日本以外では
アメリカ、イギリス、イタリア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、フランス、ベルギー
ちゃんと水道水が飲める国だそうです。全世界で195ヶ国あるのでこの約11ヶ国ってすごいのですね。
そこで、水道水が飲める国の「水事情」を調べてみました。
「引用元 地球の歩き方より(http://www.arukikata.co.jp )より」
この記事の目次
アメリカの水道水
水道の水をそのまま飲むこともできるが、ミネラルウォーターを購入するのが一般的。ホテルの売店、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで販売している。
イギリスの水道水
イギリスの水道水は、日本の軟水とは異なり硬水の地域が多いが、そのまま飲むことができる。体調が不安な人はミネラルウォーターを買おう。スーパーなどでは500mlで約60p~£1。炭酸なし(Still)と、炭酸入り(Sparkling)がある。
イタリアの水道水
イタリアの水道水は日本とは異なり、石灰分が多い硬水。そのまま飲むことができるが、体調が不安な人はミネラルウォーターを。レストランやバールではミネラルウォーターを注文するのが普通。500mlがスーパーでユーロ0.30~0.80、バールでユーロ0.50~2程度。
シンガポールの水道水
シンガポールの上水道はWHO(世界保健機関)の審査基準をクリアしており、生水を飲むことができる。ただし、胃腸が弱い人は、ミネラルウォーターや市販の飲用水を飲むことをおすすめする。これらはコンビニ、スーパー、商店で販売。
スイスの水道水
水道水は飲用できるが、水が変わると体調を崩すこともあるので、敏感な人はミネラルウォーターを利用するほうが安心。
ミネラルウォーターはキオスクやスーパーで売られている。キオスクで買うと、500mlでCHF3.20くらいが相場。ガス入りとガスなしがあるが、ガス入りのほうが一般的。買うときには確認を。
なお、スイスは町なかで噴水(泉)をよく見かける。その多くは飲むことが可能なので、ペットボトルなどに汲んで飲んでみよう。ただし、ごみが浮いているような場所から汲むことや、「この水は飲めません」という表示がある所は避けること。
スウェーデンの水道水
ほとんどの場所で、水道水を飲むことができる。心配なら、キオスクやコンビニでミネラルウォーターを購入するといい。ミネラルウォーターはほとんどが炭酸入りのため、苦手な人は確認してから買うこと。
スペインの水道水
ほとんどの地域では水道水も飲用できるが、水が変わると体調を崩すこともあるので、敏感な人はミネラルウォーター(アグア・ミネラルAgua Mineral)を利用したほうが安心。炭酸入り(コン・ガスcon gas)と炭酸なし(シン・ガスsin gas)の2種類あり、500ml入りはスーパーマーケットで買うと¢50、駅の売店などではユーロ1程度。
デンマークの水道水
ほとんどの場所で、水道水を飲むことができる。心配なら、キオスクやコンビニでミネラルウォーターを購入するといい。ミネラルウォーターはほとんどが炭酸入りのため、苦手な人は確認してから買うこと。デンマーク語で炭酸入りは「Med Brus」、なしは「Uden Brus」。
フランスの水道水
フランスの水道水は石灰分が多いが飲んでも大丈夫。味が気になる人はミネラルウォーター(eau minerale)を買うといい。ミネラルウォーターには炭酸入り(ガズーズ gazeuse)と炭酸なし(プラット plate)がある。駅などの自動販売機で買うと、500mlでユーロ1.50。スーパーマーケットではユーロ0.20~1。
ベルギーの水道水
水道水は飲用が可能。硬質な水の味が気になる場合はミネラルウォーターの利用を。ミネラルウォーターは、炭酸入りと、炭酸なしがある。
炭酸入りはオランダ語でコールジュールハウデントKoolzuurhoudend、フランス語でガズーズgazeuse。炭酸なしはオランダ語でコールジュールフライKoolzuurvrij、フランス語ではプラットplate。500ml入りはスーパーマーケットで買うと約良―ロ0.5~0.8、駅の売店などではユーロ1.50~2程度。
日本の水道水の値段(大阪市水道局)
一般のご家庭で2リットル入りのペットボトル水は約0.2円
お風呂一杯分(200リットルの場合)では約20円となります。
日本の水道水の安全性について(東京都水道局)
水道水は、衛生面から塩素による消毒を行い、蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上保持ことが水道法で定められております。東京都水道局では「おいしさに関する水質目標」を独自に定め、残留塩素濃度を必要最低限の0.1mg/L以上0.4mg/L以下としています。この目標を達成するため、都内131箇所の自動水質計器により日々の水質をチェックし、残留塩素の適正な管理を実施しています。
まとめ
日本は全世界から見るとちっちゃな島国ですが、設備はちゃんとしています。
いゃー良い国に生まれましたね。
2リットル入りのペットボトル水は約0.2円はびっくりしました。水道水をペットボトルに入れて売っている業者があるかもしれません。
残留塩素計
残留塩素計は飲料水・排水・スイミングプール・産業用装置・クーリングタワー等、様々な所での殺菌・消毒用に使われている塩素濃度を測る測定器です。
高濃度を測定する残留塩素計もあります。
残留塩素計として
などがあります。