【騒音訴訟】
辺野古新基地中止を七つの騒音訴訟原告団が各省に要請しました。
ニュース内容
米軍・自衛隊6基地の周辺住民による七つの騒音訴訟原告団でつくる「全国基地爆音訴訟原告団連絡会議」は3日、沖縄県の米軍普天間基地即時撤去、新基地建設中止、基地周辺の生活環境改善などを求め、国会内で外務省、防衛省、環境省に要請しました。
外務省と防衛省に対しては、辺野古で新基地建設工事の即時中止の声をあげる市民に対する過剰警備を止めることを求める緊急要請を行いました。
また、▽各基地の運用などを定めた協定や確認事項を守り、米軍に守らせる▽オスプレイ機の配備・運用を中止▽普天間基地即時撤去・辺野古と高江の新基地建設中止▽基地訴訟判決を尊重し被害軽減策を講じる―を要請しました。
米軍オスプレイ機やヘリが発生させる低周波騒音について、環境省の担当者は、低周波音の長期的研究を行うと答えました。要請行動の参加者たちは、普天間爆音訴訟の福岡高裁那覇支部判決で低周波騒音の被害が認定されているとして、「まず、基地周辺で低周波騒音の測定をしてほしい」と訴えました。
「記事引用元新聞赤旗(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-03-04/2015030404_02_1.html より」
低周波音の影響について
低周波音には、大きく分けて二種類あります。
一つは、不快感や圧迫感などの人への影響(心身に係る影響)で、もう一つは窓や戸の揺れ・がたつきなどの建具などへの影響(物的影響)です。
低周波音による不快感や圧迫感は、人が低い音を聞く(あるいは感じる)ことにより発生します。
窓や戸の揺れ・がたつきは、低周波音が窓や戸を振動させることにより発生します。
低周波音の健康被害について
低周波音は目に見えないため、「これが原因だ!!」と決めつける事が難しいです。
人によっても違いますが、なんとなく「イライラする」、「めまいがする」、「寝られない」、「手足が痺れる」、「頭が痛い」、「吐き気がする」、「聞こえずらい」や「注意力が落ちる」などが起きると注意が必要になります。
まとめ
上記健康被害に相当する場合は、その場から離れて状況を確認してはいかがでしょうか。
健康被害が緩和されたりした場合は、低周波音の影響が高いかもしれません。
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低周波音計
低周波音計は特に低い音で一般に周波数100 Hz以下の音を測る測定器です。低周波音は大きくわけて2種類あり、不快感などの人の心身に係る影響(健康被害、低周波音被害、マンション等からの苦情、不眠の症状)、もう一つは窓ガラスが震えたりする物的影響です。
測定機能として、選択された時間重み付け特性、周波数重み付け特性、FLAT特性、G特性、1/3オクターブバンド実時間分析などがあります。
工場の送風機、機械プレス、ポンプや、店舗の空調室外機、交通機関では高速道路の近隣などで使われます。(防音対策)
超低周波音
一般に人が聴くことができる音の周波数範囲は 20Hz-20kHz とされており、周波数 20Hz 以下の音波を超低周波音という。ここで取り扱う範囲は 1/3 オクターブバンド中心周波数 1-20Hz(またはオクターブバンド中心周波数 2-16Hz)の音波である。
低周波音
我が国における低周波音苦情の実態を考慮して、およそ 100Hz 以下の低周波数の可聴音と超低周波音を含む音波を低周波音という。従前、環境庁で低周波空気振動と呼んでいたものである。ここで取り扱う範囲は 1/3 オクターブバンド中心周波数 1-80 Hz(またはオクターブバンド中心周波数 2-63 Hz)の音波である。
G 特性
1-20Hz の超低周波音の人体感覚を評価するための周波数補正特性で、ISO-7196 で規定された。可聴音における聴感補正特性である A 特性に相当するものである。この周波数特性は、10Hz を 0dB として 1-20Hz は 12dB/oct.の傾斜を持ち、評価範囲外である 1Hz 以下および 20Hz 以上は 24dB/oct.の急激な傾斜を持つみられる場合がある。(環境省HPより)
また、大気環境・自動車対策には低周波音問題対応の手引書が環境省からでています。
低周波音計として
などがあります。