フランス南東部のアルプス山中で3月24日に墜落したドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機を巡り、副操縦士の行動が原因と報道されています。
なぜ、墜落を止めることは出来なかったのか徐々にがわかってきました。
この記事の目次
事件の内容
フランス南東部のアルプス山中で24日に墜落したドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機を巡り、仏検察当局のブリス・ロバン検察官は26日、仏南部マルセイユで記者会見し、機長がコックピットの外に出た後、副操縦士が意図的に機体を降下させたとの見方を明らかにした。
事件の原因
事件の真相がボイスレコーダーとフライトレコーダーの解析結果からわかってきました。
機長がコックピットを離れ、再びコックピットに戻ろうとしたときに鍵が掛かって入れず、施錠した副操縦士が意図的に墜落させた疑いが濃厚と報じられています。
エアバスA320/32Rのセキュリティについて
2001年9月11日にアメリカ合衆国で発生したアメリカ同時多発テロ事件以降、航空機についてもセキュリティが強化されています。
コックピットのドアが強化された
強化されたドア。のぞき窓がついています。左側にはパネルが見えます。
コックピットのドアが施錠できるようになった。
昔は、カーテン?がしてあってコックピットに簡単に入れた気がします。
しかし、今はハイテクで操縦席からボタン一つでドアが施錠できるようになってます。副操縦士はこのボタンでコックピットのドアの施錠をしました。
コックピットのドアは外から解錠できないのか。
基本的にはテロがコックピットに入らないようになっているのですが、ドアを解錠する「暗証番号」があり、番号を知っているものは解錠できる、コックピットに入れるのです。
しかし、最悪の場合を想定してコックピットから「暗証番号」が変更できる機能がついていたのですね。副操縦士は「暗証番号」変えていました。
テロでも開くことができないコックピットのドアをキャプテンが開くことはできません。
※このドアさえ開いていれば・・・悔やまれます。
ルールとして
アメリカでは、このような最悪な事態を想定してコックピットで一人になる時には誰か代わりの者が必ず入ることになっているそうです。
しかし、ドイツではこのようなルールはなかったみたいですね。
きっと今後、航空の国際法などで決められるのでしょう。
「記事引用元businessinsider(http://www.businessinsider.com/how-airbus-a320-cockpit-doors-work-2015-3より」
まとめ
今回の事件では副操縦士は「自殺」したのではないかと報道されています。
原因は不明ですが少なくとも、墜落するまで副操縦士の意識はあったと言われています。
真相が解明されるのを待つしかありません。
航空機、電車、バス、船、車など全てに対して私達は操縦(運転)者に命を預けているわけです。会社で十分な管理をお願いしたいですね。
今までの「当たり前」が通じない世の中になってきました。
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セキュリティとは
セキュリティは赤外線センサーを利用してセンサーを横切ると警報表示灯及び受光感度表示灯が表示します。
セキュリティとして
などがあります。