22日午前、東京・千代田区の総理大臣官邸の屋上に小型の無人機、「ドローン」1機が落下しているのが見つかりました。
「ドローン」には、プラスチックのような容器が付いていて、警視庁は、何者かがドローンを飛ばしたものとみて詳しい状況を調べています。
この記事の目次
ドローンの発見
昨日午前10時30分頃、総理官邸の屋上で小型無人機「ドローン」が落下しているのを職員が発見しました。
通常総理官邸の屋根はヘリコプターの待機場所になっており、通常屋上に上がる機会は少ないのであるが今回は官邸に勤める新人職員の案内をしたところ、たまたま発見したとの事です。
よっていつ落下したのかは不明となっている。
落下したドローンの詳細
警視庁によると、小型無人機「ドローン」は
- ・直径50cm
- ・4枚のプロペラで飛行する機種
- ・小型カメラ搭載。
- ・プラスチック製の発煙筒が積んであった。
- ・ガラス瓶が積んであり、ピンには放射能を示すマークがあった。
(現場周辺からは「セシウム」が検出されています。) - もともとドローンは「軍事用として開発」されたアメリカの兵器なのです。
総理官邸では
総理官邸の菅官房長官は「今回の事案は国家の行政機関の中枢である総理官邸にかかる事案であり、警察において徹底した捜査を行う他、危機管理に対しても万全を期していきたい。」と
ドローンの価格について
ドローンは簡単に誰でも買えます。amazonでは安いものだと4千円から高いものでも45万円ぐらいで売っています。
ドローンの飛行規制について
- 高度150m未満なら飛行制限なしで自由に飛ばすことが可能です。
- また150mから250mは事前通報があれば可能になります。
- 但し、空港周辺は空域の制限があり飛ばすことはできません。
- 直径50mのドローンだと1kmから2kmの距離をコントロールできるそうです。
「国家の行政機関の中枢である総理官邸にかかる事案」とは
要約すると「テロの可能性」ということでしょうか。
落下したドローンは「発煙筒」のようなものが2本と、液体のはいったピンが取り付けられておりピンには「放射性物質を表すマーク」が貼られていました。
ビンの液体を解析すると「通常の都心部などで検出される量の20倍のセシウム水」が入っていた模様です。
(福島第一原発の汚染水ではないかと言われています。)
それに本来白色であったドローンが、黒色に塗り替えられており、「夜間見つからないよう」という目的だと推測されます。
また今回見つかったドローンの真下には「総務執務室」がありました。
法律
法律的な扱いは「玩具」の為、上記規制以外であればどこに飛ばしても問題ないそうです。
民間の利用方法としては
- ・テレビで景色を上空で撮影。
- ・災害の実態をリアルタイムに観測。
- ・離島に薬を運ぶことができる。
- ・荷物をすばやく運ぶ。(amazonでテスト中)
など今後有効に利用することが期待されています。
まとめ
今のところテロかは不明ですが、黒色に塗り替えられて、セシウムが入ったピンがついていると考えると「悪気がある」としか考えられません。
犯行声明は見つかっていないそうです。
これからも真上も危険か否かチェックする必要がでてきそうですね。