今年の春の天気の悪さは異常ですね。
高温、高湿度で「食中毒の菌」の繁殖しやすい気候になりつつあります。
ずーと雨です。このまま「菌」の好きな梅雨に突入するかもしれません。
事前に「食中毒」の知識を最認識しましょう。
この記事の目次
食中毒の原因は食中毒の主な原因は
主な原因は「細菌」と「ウイルス」です。これらは高温、高湿度を好みます。
よって「梅雨時」から「夏場」にかけて「食中毒」にニュースが紙面やネットを賑わわせてます。
原因は細菌やウイルスが何かの拍子に体内に入り込むことなのです。
それはズバリ食べ物なんですね。
菌の付いた食べ物を食べると身体の中で人間の体温でさらに増殖して食中毒を引き起こします。
食中毒の原因の菌について
- ・腸管出血性大腸菌 (O157、O111など)
特長:家畜や人の腸に存在しており、ほとんどのものは無害です。しかしベロ毒素という毒をつくり、血便を伴う激しい下痢を起こすことがあります。 - ・カンピロバクター
特長:ペットを含むあらゆる動物に付着している。 - ・サルモネラ菌
特長:家畜、ペット、河川や下水などにも。少量で食中毒感染。熱に弱い。 - ・ノロウイルス
特長:10月から4月にかけて集中発生。人の腸内で増殖。少量で感染して感染力は強い。
一方、代表的なウイルスであるノロウイルスは、調理者から食品を介して感染する場合が多く、ほかに二枚貝に潜んでいることもあります。特に冬は、ノロウイルスによる食中毒が毎年多く発生しています。このほか、毒キノコやフグなどの「自然毒」、殺菌剤などの「化学物質」なども、食中毒の原因となっています。
食中毒を防ぐ方法について
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。
1)食中毒を防ぐためには、細菌などを食べ物に「つけない」
2)食べ物に付着した細菌を「増やさない」
3)食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを「やっつける」
という3つのことが原則となります。
食中毒を防ぐためには、細菌などを食べ物に「つけない」ために
手を洗いましょう。簡単なことですが重要なことです。
手は必ず何かをさわっています。そして、さわったものから様々な雑菌が付着します。
その菌が食中毒の原因になるかもしれません。
以下のことをする前に必ず手を洗いましょう。
- ・調理を始める前
- ・生の肉や魚、卵などを取り扱う前後
- ・調理の途中で、トイレに行ったり、鼻をかんだりした後
- ・おむつを交換したり、動物に触れたりした後
- ・食卓につく前
- ・残った食品を扱う前
また、生の肉や魚などを切ったまな板などにも菌が付着しています。他の食物に菌が移らないように、使用の都度、きれいに洗い殺菌しましょう。
まな板を肉/魚用と野菜用の2枚用意するとか、加熱しないで食べるものを先切ってから肉/魚を取り扱うのも1つの方法です。
使い終わったまな板は洗剤でよく洗い、熱湯をかけて殺菌しましょう。台所用殺菌剤の使用も効果的です。
食べ物に付着した細菌を「増やさない」ために
食品をなるべく低温で保存しましょう。
細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になります。しかし温度が下がると菌が増える速度が遅くなり、マイナス15℃以下では菌は増殖しなくなります。
よって、肉や魚などの生鮮食品などは、購入後すぐに調理するか、「冷蔵」か「冷凍」して菌が増えないようにして早く食べましょう。
食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを「やっつける」方法とは
食品は加熱しましょう。
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅しますので、肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です。
昨年は「生肉中毒」の事件もありました。なるべく食品に火を通して(加熱して)食べましょう。
まとめ
食中毒で命を落とすこともあります。
特に子供やお年寄りに注意してあげてくださいね。
この時期、時間の経った食物、傷んだ食物は食べない!!
「もったいない」ではありません、「捨てる勇気」が必要です。
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サーモグラフィーとは
サーモグラフィーは物体や生体の表面の温度を画像として表示する測定器です。
発熱(新型インフルエンザ対策)、水漏れ、湿気探知、断熱不良、設備診断や、鉄鋼/化学プラントのような低温物と高温物が混在するような測定に利用します。
サーモグラフィーとして
- 熱画像カメラ CPA-B0304
- 携帯用小形熱画像カメラ CPA-0150A
- サーモグラフィ Thermo Shot F30W
- サーモトレーサー TH9100PWV
- サーモトレーサ TH7800N
- サーモグラフィー TH5102
- サーモビジョン CPA8200
などがあります。