そろそろ健康診断の季節になってきました。
衣替えをした時に「あれ、スラックス(スボン)がキツイぞ!!」とお嘆きの貴方。
もしかすると貴方の周辺に原因があるかもしれません。
記事「車の騒音が激しいと、ウエストサイズが増える」より
スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究グループがスウェーデンのストックホルム近郊の住宅地と半農村地帯で、2002年?2006年の5年間に、約5000人の住民を対象に調査に詳細なアンケートに答えてもらい、健康診断を受けた。
その結果、車をはじめとした交通騒音のレベルが激しいと、ウエストサイズが増大すると分かった。そうです。
計測の項目は「交通騒音」と「BMI」、「ウエストサイズ」、「ウエストとヒップ比較」の関連を調査した。
結果としては「交通騒音とウエストサイズに相関関係が見られた。」
時間帯の条件で補正した騒音レベルが5デシベル増えるごとに、ウエストサイズが0.21cm増加するという関係だ。
お腹周りの肥満と判断される危険度が、45デシベル以上の交通騒音にさらされている場合、それより騒音が低い場合に比べて1.18倍になると分かった。
なお、日本の環境基本法に基づく環境基準では、夜間の騒音は地域によって条件は変わるが、40~50デシベル以下にするよう求めている。
ウエスト・ヒップ比でも同じような結果が見られた。BMIとの関連は見られなかった。
組み合わさるとリスク高く、鉄道や航空機の騒音も同じようにお腹のあたりの肥満と関連があった。車と鉄道、航空機の3つの音源が組み合わさっている場合には、特にリスクが高いと見られた。
「記事引用元Medエッジ(車の騒音が激しいと、ウエストサイズが増える)より」)
40~50デシベル以下とは
20dB | 木の葉のふれあう音 置時計の秒針の音(前方1m) |
30dB | 郊外の深夜 ささやき声 |
※ 40dB | 図書館 静かな住宅地の昼 |
※ 50dB | 静かな事務所 |
60dB | 静かな乗用車 普通の会話 |
70dB | 電話のベル 騒々しい事務所の中、街角 |
80dB | 地下鉄の車内 |
90dB | 大声による独唱 騒々しい工場の中 |
100dB | 電車が通るときのガード下 |
110dB | 自動車の警笛(前方2m) |
120dB | 飛行機のエンジンの近く |
どうでしたか、上記表より「図書館/静かな住宅地の昼(40dB)~静かな事務所(50dB)」であるため、通常はウルサイ感じはしないのですが、これが交通機関であれば問題になるのかもしれませんね。
交通機関であれば「騒音」の他に「振動」の影響も多々受けます。きっと「騒音」に付随する「いろいろな要因」も「ウエストサイズ増」の影響があるかもしれません。
例えば、これらの環境が整うと「何か食べたくなる」とか「消化が悪い」とか・・・
まとめ
率直に「ウエストサイズが増える」ということは「カロリー増」と考えられるため、交通機関を利用しているときに「食べない」ことにすれば「太る」ことはないと思います。
きっと長い時間交通機関を利用している時とは、旅行している時ですね。美味しいものを食べているわりには「座ったまま」ですから肥えてもしかたがありません。
笑い話みたいな話ですが、心当たりのある方はきっと防音対策をするのでしょうね。