アメリカ海兵隊の新型輸送機オスプレイMV22が、ハワイで演習中に着陸に失敗し、海兵隊員1人が死亡したほか、21人が病院に搬送されました。
アメリカ海兵隊によりますと、ハワイのオアフ島にある空軍基地で17日昼前、アメリカ海兵隊のオスプレイMV22が演習中に着陸に失敗しました。
着陸に失敗したオスプレイは。沖縄・普天間基地に配備されている機種と同機種だそうです。
着陸失敗のオスプレイ
近くの住民は『サイレンが聞こえて、外を見ると煙が上がっていた。」と話していたそうです。
現在着陸失敗の原因は調査中。
カリフォルニア州の部隊に所属しており、訓練の為にオアフ島に滞在していた。
オスプレイMV22とは
いままでの軍用ヘリコプターに比べると圧倒的な差があります。
ヘリコプターの長所を活かした航空機であり、航空機でありながら垂直離発着とホバリングが可能。
ターボプロップエンジンが用いられ、速い速度(最大速度は565km/h)と長い航続距離(航続距離は3,590km)を持ち合せる能力があります。(北海道から沖縄までの距離が約3,000km)
20名から30名の海兵隊を運ぶことが可能で、米海軍の海兵隊が使っています。
事故を起こしたオスプレイMV22は現在、沖縄県・アメリカ軍普天間基地に24機配備されており、オスプレイCV22(空軍)が東京・横田基地に配備される予定です。
また陸上自衛隊も2018年度までに、佐賀空港等にオスプレイMV22が17機の導入の計画をしているそうです。
未亡人製造器( widowmaker)
オスプレイは事故が多いので「未亡人製造器」と呼ばれているそうです。
1992年 | アメリカ | 7人死亡 |
2000年 | アメリカ | 19人死亡 |
2000年 | アメリカ | 4人死亡 |
2010年 | アフガニスタン | 4人死亡 |
2012年 | モロッコ | 2人死亡 |
2014年 | ペルシャ湾 | 1人不明 |
今年5/17 | アメリカ | 1人死亡 |
まとめ
沖縄ではオスプレイ反対!!と言われています。
「あんな危険なものが上空を飛ばれるとたまったんじゃない。」
しかし、日本はアメリカに守ってもらっている所も事実です。
安全に事故かがように運用、整備を十分にしてもらいたいですね。