4/1から今まで食品のパッケージに表示されている健康効果に関する内容には厳しい制限があったが、4月1日「機能性表示食品制度」によりルールが緩和されました。
食品に含まれる成分の機能性について、科学的根拠を消費者庁に届ければ国の審査なしに「健康効果」が表示できるようになりました。
対象は、野菜や果物などの生鮮品を含む食品全般だそうです。
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生鮮食品や加工品についての表示例
食品に対して以下の様な表示が可能になります。
温州みかんの場合
β-クリプトキサンチンを含み、骨の健康を保つ食品です。更年期以降の女性の方に適しています。
大麦
本品はβ-グルカンを含み、糖の吸収を抑えることにより、正常な血糖値の維持に役立ちます。
ほうれんそう
本品はルテインを補い、目の健康維持に役立ちます。
緑茶
本品はメチル化カテキンを含んでいるため、花粉が気になる方の目や鼻の調子を整えます。
豆乳
本品はβ-コングリシニンを含んでいるため、遊離脂肪酸を減らす働きにより、正常な中性脂肪の値の維持に役立ちます。
ダッタンそば
本品はルチンを含み、正常なコレステロール値の維持に役立ちます。
機能性表示食品の表示がされることによって。
買い手
健康に気にしている人にとっては、表示されている情報を見て食品を選択して購入しやすくなります。
「目に良い」「花粉が気になる」などが表示されていることにより、予定にないものを「ついつい」買ってしまう。
売り手
健康志向の人が増えてきているため、キャッチフレーズを「健康効果」のある言葉にして売上を伸ばす。
「トクホ」と「機能性表示食品」の違い
健康効果の表示として「トクホ」があります。例えばお茶を例にとると「体脂肪を減らす」「食事を我慢したりせずムリなく健康でいたい方へ」など、具体的な効果が表示できました。しかし、「機能性表示食品」は「目の健康維持」や「骨の健康を保つ」など、科学的に証明された言葉しか使うことができません。
「記事引用元消費者庁(http://www.caa.go.jp/foods/pdf/140626_sanko_2.pdf)より」
まとめ
「機能性表示食品」の制度ははアメリカでもあるそうすね。
その食品の健康情報が表示されるのは良いと思いますが、全ての商品に表示されると鬱陶しい気もします。
でも、ダイエット情報は大歓迎です。
そこの所はメーカーも差別化を図ってくると思います。期待しましょう。
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